朝の10分で“温活”完了!スープジャー弁当レシピ10 & 保温のコツ

朝の10分で“温活”完了!スープジャー弁当レシピ10 & 保温のコツ

はじめに

朝10分で“ぽかぽかランチ”は作れる

バタバタな朝でも、スープジャーなら10分で温活完了。しかも高たんぱく・野菜もしっかり・洗い物ミニマム。今日は、通勤カバンにすっと入る300〜400mlクラスを想定して、味かぶりしないレシピ10保温のコツをまとめたよ。冷えやすい日こそ、ランチで体温をふわっと上げてこ!

準備と段取り

ジャーは“広口・中サイズ”が便利

300〜400mlの広口が食べやすくて洗いやすい。保温性はフタ構造も大事だから、パッキンがしっかりしたモデルを。スプーンは長めを選ぶと、具だくさんでも食べやすいよ。

前夜のひと手間で“当日10分”が叶う

前夜は具材カットだけして耐熱容器へ(肉・魚は小さめ/薄め)。朝はレンチン or サッと下茹で→熱々のスープごとジャーにINの流れでOK。

当日の基本ルーティン

①ジャーに熱湯を満水(3〜5分予熱)→②具材を加熱(電子レンジ or 鍋)→③湯を捨て、95℃級の熱々を注いで満たす→④すぐ密閉。これで昼まで“あったか”持続だよ。

保温のコツ

“温度・濃度・密閉”の三拍子

温度:注ぐ液体は沸騰直後〜95℃が理想。
濃度:とろみや油分は保温の味方。片栗・オートミール・豆乳でほんのり濃度を。
密閉:入れたら即フタ。フタは斜めにせず水平で閉める。
※衛生のため、昼食まで65℃以上をキープできる環境で使ってね。生卵・生魚・生野菜は避けよう。

スープジャー弁当レシピ10(300〜400ml×各1)

01|鶏むね×生姜のとろみ中華

ほっと落ち着く王道。耐熱ボウルで水300ml+鶏ガラ小さじ1+生姜すりおろし小さじ1、そぎ切り鶏むね80g・長ねぎ小口・しめじ少々を入れレンチン加熱(沸くまで)。水溶き片栗粉小さじ2で軽とろみに。予熱したジャーへ。そのままでも、ごま油1滴でごちそう感UP。

02|ツナ×豆とトマトのミネストローネ風

食物繊維ぎゅっ。玉ねぎ薄切り・ミックスビーンズ大さじ3をオリーブ油少しで30秒レンチン→水250ml+トマト缶80ml+コンソメ小さじ1を加え再加熱。ツナ小缶(油を切る)を混ぜ、熱々のままジャーへ。粉チーズは小袋で別添え。

03|鮭缶×豆乳の味噌チャウダー風

ミルキー系は“あと入れ”で分離回避。じゃがいも薄切り小1/2・玉ねぎ薄切りを水250ml+顆粒だしでレンチン沸騰→鮭水煮50gを加え一煮立ち。火を止めて豆乳120ml+味噌大さじ1弱を溶き、即ジャーへ。

04|豚こま×キャベツのピリ辛味噌

がっつり系。耐熱容器に豚こま80g・キャベツひとつかみ・生姜/にんにく少々・水280ml+鶏ガラ小さじ1でレンチン沸騰。味噌大さじ1を溶いてジャーへ。仕上げはラー油1滴でキュッと締まる。

05|ささみ×春雨の卵スープ

軽いのにたんぱく質しっかり。水300ml+鶏ガラ小さじ1にささみ2本・長ねぎでレンチン→ほぐして春雨(短めに折る)を加え再加熱。火を止めて溶き卵を回しかけ、余熱でふわっと。ごま油少し。

06|高野豆腐×わかめの生姜だし

噛むほど染みる静かな旨み。戻した高野豆腐短冊・乾燥わかめ少々・水300ml+昆布だし小さじ1でレンチン。しょうゆほんの少し+生姜追いで仕上げ、即ジャーへ。

07|きのこ×ベーコンのコンソメ黒こしょう

香りで食べる洋風。しめじ・エリンギ・ベーコン少々を耐熱で30秒レンチン→水300ml+コンソメ小さじ1で再加熱。黒こしょうは食べる直前にガリッと。

08|オートミール参鶏湯(サムゲタン)風

とろみのチカラで保温◎。水300ml+鶏ガラ小さじ1に鶏むね50g・長ねぎ・生姜を入れてレンチン→オートミール大さじ2を混ぜて1分加熱。塩で整え、白ごま少し。さらっと食べたい日はオートミール半量で。

09|ブロッコリー×コーンの白味噌豆乳

甘めでやさしい“癒やし枠”。冷凍ブロッコリー・コーン各ひとつかみを水200ml+昆布だしで沸騰レンチン。火を止めて豆乳150ml+白味噌大さじ1弱を溶き、ジャーへ。バター耳かき1杯でコク足し。

10|カレー風スープリゾット(ご飯少なめ)

午後の元気、復活スープ。玉ねぎ薄切り・ツナ少々を油なしで30秒レンチン→水280ml+コンソメ小さじ1+カレー粉小さじ1で再加熱。温かいご飯80gを混ぜて一煮立ち→ジャーへ。粉チーズは別添えで食べる直前に。

“あるある失敗”と回避術

ぬるかった/お昼に冷めてた

予熱不足が原因のことが多いよ。満水で3〜5分予熱限界まで熱々を注ぐ。具材も冷えたまま入れず、必ず温めてから。

分離した/ぼやけた味

豆乳・牛乳は火を止めてから投入。味が薄い日は塩・味噌・しょうゆを一滴ずつ後足し。濃い日は熱湯を少量足してバランスを戻そう。

持ち運びと衛生

安全に“おいしい”を届ける小さな約束

フタ周り・パッキンは毎回しっかり乾燥。通勤中は横倒しNG。食べる直前まで開け閉めしないのが保温の味方。季節や環境で不安な日は、保温バッグ+ミニ保温ボトルの湯を“追い湯”に使うのもアリ。

まとめ

10分・一杯・ごきげん

スープジャーは、朝の10分を味方にできる小さな魔法。予熱→熱々→即密閉の3ステップと、気分で選べる10レシピがあれば、寒い日もランチが待ち遠しくなる。明日の自分のために、今夜の下ごしらえをほんの少しだけ。ね。


※加熱時間は600Wレンジ基準の目安です。食材・容器量で前後します。アレルギー・体調・職場のルールに合わせて材料を置き換えてください。衛生のため、朝に作ったものは当日中にお召し上がりください。

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